翻訳と辞書 |
セルビア王国 (中世) : ウィキペディア日本語版 | セルビア王国 (中世)[せるびあおうこく]
セルビア王国(セルビアおうこく)は、現在のセルビアを中心とした中世の王国。 == 歴史 ==
=== ネマニッチ朝の成立 === 南スラヴ(ユーゴスラヴ)の一派であるセルビア人は7世紀初め頃にバルカン西部に南下し、9世紀後半には東ローマ帝国の影響下で正教会を受入れた。セルビア人は長くジューバと呼ばれる部族共同体に分立していたが、12世紀後半に東ローマ帝国の衰退に乗じてステファン・ネマニャが1168年に諸部族を統一してセルビア侯となる。その後、拡大した勢力を背景として1171年には国王として即位し、ネマニッチ朝を開いた。なお、始祖の名前は「ネマニャ」であるが、第二世代以降は指小語ićを付けて「ネマニッチ」(Nemanjić)とするので王朝の名前も「ネマニッチ朝」となる。第二代のステファン・ネマニッチ(ステファン初代戴冠王)は1217年にローマ教皇ホノリウス3世から王冠を授与されて「王国」としての地位を国際的に認めさせ、実質的なセルビア王国の建国者となった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「セルビア王国 (中世)」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|